L64mm
W38mm
D23mm
孔直径3~5mm
なかなか見かけることのない大きさです。
厚みもあり手に取った時の感覚も重量級です。
目にするところ全てが大きく見応えもあります。
全体的に白っぽく、少し青みをおびています。
最大で23mmの厚みですが、透光性があり、
ライトにかざせば淡く透きとおり青白色に変わります。
たいへんなめらかに研磨されており、
磨きだされた表面をついつい眺めてしまいます。
東京都板橋区には四葉地区遺跡があります。
そこの大型周溝墓から長さ74mmのかなり大きなヒスイ製勾玉が出土しております。
その勾玉は腹部から先端にかけて鉤状に湾曲しており、
弥生時代の勾玉らしさを感じられます。
今回紹介する勾玉とは少し形が異なります。
こちらは前方後円墳があちらこちらで造築されていた、
古墳時代と考えております。
当時の人たちも、この大きさに驚いていたことでしょう。
2019.10.09