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L57mm
W29mm
D19mm
孔直径4~5mm





見応えのある大きさです。

勾玉らしい素直な形ですが、
外側の弧の部分に小さなくぼみがあります。
敲打の痕跡か、原石の窪みが磨ききれなかったのか、
武骨な一面もあります。

古墳時代のヒスイ製勾玉です。
両側から穿孔されています。
石製の錐が用いられたように思います。
最大3センチぐらいの厚みで、
下の先端部分はとがり気味で、
この部分に鋭い印象もあり、もしかすると…。

沁み込んだ土色に混じりうっすら赤色も残っています。
付着した顔料なのでしょうか?

手先で転がすのに十分な大きさです。
手に取る感触は心地よく退屈しません。



2020.03.22
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W 17mm  L 61mm  D 6mm 茎22mm(右端)




柳葉形銅鏃が3つ増えました。



鏃(ぞく)は矢の先端につける矢じりのことです。
縄文時代から黒曜石などの石が用いられてきましたが、
鉄や銅などの金属で作られるようになります。
掲載した銅鏃は古墳時代のものです。

銅鏃はどれを見ても丁寧に仕上げられており、
無駄のない形が印象的です。

先端部に赤い錆がありますが、
古墳に副葬されていたのでしょうか、
おそらくは鉄製具の錆がついたもののようです。
素材は銅に錫と鉛を合わせた金属なので、
緑青がところどころでております。
合間に銀色に光る部分が見えます。
少し磨けば、すぐに当時の姿になりそうですが、
この状態が置かれた環境によるものか、
原材料の特性によるものか良く分かりません。
1000年以上も昔の金属が、
この状態で残されていることにも驚かされます。

実用にはもったいないような形状と思っておりましたが、
儀器としてつくられていたもののようです。

奈良県天理市の東大寺山古墳から
261点の銅鏃が見つかっております。
奈良県桜井市のメスリ山古墳からは、
8組の束状で236点の銅鏃が出土しております。
どちらも4c~半ば頃に造築された前方後円墳で、
その地域に大きな影響力を持つ豪族のもののようです。

お問い合わせお待ちしております。

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2020.03.18


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10/5~12/1まで


池袋の古代オリエント博物館で
“ 翡翠製合わせ勾玉 ” を見ることができます。
JR目白駅から一駅、池袋から少し歩きますが、
一見の価値あり!です。





2019.10.23
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   H 110mm
 W 75mm
 D 48mm







杖のような大きな枝を持ち、長髪で長い髭、
厳しい形相で睨みを利かせ岩座に立つ姿?

道ひらきの神として信仰されてきた猿田彦大神のようです。

江戸時代には庚申信仰や道祖信仰とも結びつき、
広く民間に親しまれ、掛け軸や石仏として姿が残されています。

図像をみると、それぞれ鉾や刀、榊などを手にしており、
さまざまな姿で表現されております。
共通するところは、力強い鼻と、目の睨みを強調して表されている点です。

簡素な厨子にもかかわらず、
太陽の光のイメージなのか内側には金箔が貼られ、
衣や履物にも金泥で装飾されております。

じっくり調べることができれば、
古墳時代の出来事をあれこれ想像できるようなきがしており、
個人的には腰を据えて勉強したい部分なのですが…。
平安時代に書かれた古事記や日本書紀、出雲国風土記には、
天孫降臨に関わる国津神として、
出雲、日向、伊勢での伝承が記されているそうです。

お問い合わせお待ちしております。

2019.10.21

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