2020年03月22日 ヒスイ製勾玉 L57mm W29mm D19mm 孔直径4~5mm見応えのある大きさです。勾玉らしい素直な形ですが、外側の弧の部分に小さなくぼみがあります。敲打の痕跡か、原石の窪みが磨ききれなかったのか、武骨な一面もあります。古墳時代のヒスイ製勾玉です。両側から穿孔されています。石製の錐が用いられたように思います。最大3センチぐらいの厚みで、下の先端部分はとがり気味で、この部分に鋭い印象もあり、もしかすると…。沁み込んだ土色に混じりうっすら赤色も残っています。付着した顔料なのでしょうか?手先で転がすのに十分な大きさです。手に取る感触は心地よく退屈しません。2020.03.22 「archive」カテゴリの最新記事 < 前の記事次の記事 >