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 古墳時代  W1.8cm     L2.9cm     H1.1cm  


今年最初の勾玉です。

この勾玉は小振りながら厚みがあり、全体にふっくらしております。
白い石質の部分もございますが、ライトで透かすと濃い緑がとてもきれいに映ります。
頭の辺りには線が刻まれ、丁字頭になっており、紐穴の径は3mm弱、両側から穿孔されています。

昨年のことになりますが、ほぼ同寸、同様の勾玉を掲載させていただきました。
こちらの勾玉は昨年のものとは少し形状が異なります。
丸く大きな頭と、胴体との境にあるくびれ、鉤状にやや突き出た尻尾が特徴的です。

資料を探していると、
石上神宮社宝の硬玉製勾玉11品の中の1点に(3番目に小さいものに)似ているものがありました。
写真は撮影された環境で映り具合が実物と印象が異なることがあるので、比べにくいのですが、
形状と寸法がほぼ同じようです。ただし紐穴は今回のものより大きいです。

また、古墳時代の前期の終わり頃から中期の初め頃にかけて、
穿孔具の素材が石製から鉄製に移り変わるそうで、
その結果、孔の断面はすり鉢状から円筒状になるとのこと。

今回の勾玉の紐穴は直径が3mm弱と小さく、穿孔具が石製なのか鉄製なのか悩むところ。
ルーペで覗くと円筒状に見えないこともないのですが、メノウや水晶にあけられた穴とも違いますので、
石製の錐で穿孔したものかと。




ヒスイ製勾玉           Magatama jade
3~6世紀 古墳時代   3-6th century, Kofun period


2018.2.11

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 W13.5cm     H14cm    



縄文時代中期から後期頃のものと思われる小型深鉢です。
その頃の縄文土器にしてはおとなしい姿ですが、
口縁に一か所印象的なS字文が装飾されています。
区画された腹部の枠内に、それぞれに半円文、渦文が表されております。

割れた状態で出土しておりますが、欠損は少なく良好な状態です。

縄文土器は作られた時期と場所で形や装飾が異なります。
その違いは特徴として現れるので、出土地が分からなくとも、
おおよそのことが特定できることもあるのですが、…。
調べてみると形状や装飾に共通するものが出てくるものの、
そのものずばりの類品は見つからず、
おそらく縄文中期頃北関東辺りというところまでしか辿れませんでした。

深鉢形土器                      Jomon Deep Bowl
縄文時代中~後期           BC30th-10th century, midle~final Jomon period
 





2016.6.16
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